こんにちは。
昨年、マーチの車検時の代車として借りた日産ノートe-POWERについて書きたいと思います。
車検時の代車は、リーフかノートか軽自動車の中から選べるとのことでしたので、せっかくなのでリーフと思ったのですが、家内からウチの月極め駐車場だとイタズラされる可能性があるからと言われ、ノートになりました。
車検当日、ディーラーに行くと代車のノートはe-POWERでした。
てっきり1.2リッターのガソリン車で一番下のグレードのクルマだと思っていましたので、嬉しい誤算でした。
日産ノートe-POWERは、外部給電(プラグイン)の無いハイブリッド車で、エンジンルームにはマーチと同じHR12DEエンジンが搭載されていますが、プリウスなどと違いエンジンが直接タイヤを回すことはありません。
エンジンに発電機が繋がっていて、その発電機で発電された電気を使ってモーターを回すハイブリッド車です。
そのため、必要な発電量が得られるのであればエンジンはそれほど大きくなくてもいいのです。
最近発売された日産セレナのe-POWERもノートe-POWERと同じエンジン、つまりマーチに搭載されているエンジンと同じものが積まれています。
モーターはひょっとするとノートよりセレナの方がパワーがあるかもしれませんが。
実はモーターは回り始めてすぐに高いパワーが得られるので、ガソリンエンジン車に比べ加速がいいです。
話はそれましたが、ノートe-POWERの話に戻ります。
ノートe-POWERは、ワンペダルドライブが売りになっていまして、アクセルを開けて加速、戻してブレーキになります。
詳しく書くと、戻す速さでブレーキというか減速の度合いが変わります。
素早く戻すと強いブレーキ、ゆっくり戻すと緩やかなブレーキがかかります。
初めは戸惑いますが、すぐに慣れてきます。
本当にアクセルペダルだけでクルマの速度をコントロールできるので、慣れてくると運転が楽しくなってきます。
ちなみに、アクセルオフでブレーキ状態の時にもちろんブレーキランプが点灯します。
一定の減速Gがかかるとブレーキランプを点灯させる様になっているそうです。
ただ、クルマが停止してからはブレーキペダルを踏んで下さいとディーラーの営業マンに言われました。
もちろん、アクセルオフで完全停止しますが、後続車に停止をアピールするためにブレーキランプを点灯させる目的だそうです。(減速中はブレーキランプが点灯しますが、停止すると消灯してしまうため)
このワンペダルドライブ、ドライブモードをECOモードにすると有効になりますが、NOMALモードにすると普通のオートマチック車と同じ様に走らせることができます。
代車のノートには、スマートルームミラーも装備されていました。
これは、ルームミラーにリヤカメラの映像が映し出されるもので、リヤシートに同乗者がいたり、リヤに荷物が満載で後方が見辛くてもカメラの映像で後方の確認が出来るものです。
切り替えは、ルームミラーの下のレバー(後続車のライトが眩しい時に動かすレバーです。)を動かすと切り替えられます。
さらに、アラウンドビューモニターも表示されるので、非常に便利でした。
ノートe-POWER、非常に良いクルマだったので、代車なのに高速に乗って少し遠出してしまうほどでした。