こんにちは。
ガソリンスタンドで給油できる油種はハイオクとレギュラー、軽油があります。(あと灯油もありますね)
最近は、ディーゼルエンジン車も増えて来ました。
国産車では三菱デリカD-5やパジェロ、マツダCX-3、CX-5、CX-8、デミオ、アクセラ、アテンザなどですね。
ちなみに、軽自動車はレギュラーガソリンです。
軽油だから軽自動車用の燃料だと思って給油してしまったり、軽油の方が安いから、燃料だから同じだろうと思って給油してしまった人がいたそうですが、間違った燃料を入れてしまうとエンジンが壊れてしまいますから気をつけましょう。
ハイオクは、オクタン価の高いガソリンのことで、オクタン価はエンジンのノッキングの起きにくさを示しています。
ちなみにノッキングはエンジンの異常燃焼のことで、金槌を叩いたような音がします。
レギュラーとハイオクの違いはこのオクタン価の違いがほとんどです。
レギュラーに比べ、オクタン価が高いので、ハイオクタン価のガソリンということでハイオク。
あとはエネオスやコスモなどの銘柄の違いでエンジン内部の洗浄成分が入っているなどの違いもあります。
ハイオク仕様のクルマにはハイオクガソリンを入れましょうと言われますが、軽油と違いレギュラーガソリンを入れてもエンジンは壊れません。
パワーダウンはしてしまいますが、エンジンのコンピュータがノッキングを検知して、異常燃焼が起こらない点火時期に合わせてくれます。
ちなみにレギュラーガソリン仕様のクルマにハイオクを入れてもあまり効果はありません。
最後に、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの違いについて。
ガソリンエンジンは火花点火機関と呼ばれ、空気とガソリンを混ぜた混合気をエンジンの中のシリンダー内で圧縮してから点火プラグで火花を出して着火させるエンジンです。(ハイオクもレギュラーも同じガソリンエンジンに区別されます)
ディーゼルエンジンは圧縮点火機関と呼ばれ、シリンダー内部には空気のみを先に入れて圧縮し、高圧になったところに軽油を吹いて着火させるエンジンです。
ですから、先に書きました通りガソリンエンジン車に軽油を入れてしまうと、そもそもエンジンの機構が異なるので壊れてしまうわけです。