こんにちは。
K13型マーチのヘッドランプ、夜間に暗いと感じる人は多いと思います。
ハロゲンランプを採用しているので、昔のランプに比べると明るくなっていますが、青白く光るディスチャージヘッドランプや最新のLEDヘッドランプに比べるとかなり暗いです。
ただ、イエローハットやオートバックスで売られているハイワッテージ版にしようと思っても、工賃がかかるし。
自分で交換できたらなぁ。
と思っている方に説明します。
まずヘッドランプユニットはエンジンルームの中にありますので、ボンネットを開けます。
ボンネットオープナーはダッシュボードの右下にあります。
左側がボンネットオープナー、右側が給油時に開けるフューエルリッドオープナーです。
ボンネットオープナーを手前に引き、
ボンネットを開けます。
クルマの前に回り込むと、ボンネットが少し開いていますので、隙間に手を入れて、ロックのリリースレバーを探します。
上の写真がロックのリリースレバーです。
手前の出っ張りを左に押すと解除されるので、
上記の様に手探りで、リリースレバーを探してロックを解除します。
ちなみに、ボンネットオープナーのみでボンネットが開けられないのは、万が一走行中にオープナーが操作されてしまった場合、ロックが無かったらボンネットが走行風であおられて開いてしまい、前方を塞いでしまい、事故になってしまう事を防ぐために、ロックが設けられています。
ボンネットを持ち上げて、エンジンルーム左側を見ると、
左側にボンネットを支えるバーがありますので、上に引き上げて外します。
ボンネット側に受けがあるので、支えるバーをそこにはめ込んでボンネットを固定します。
これでヘッドランプ交換の準備が出来ました。
ヘッドランプ交換は、向かって左側のヘッドランプを例に説明します。
このヘッドランプバルブを交換します。
ヘッドランプのコネクターを外します。
後ろに向かって引っ張ると外れます。
少し力がいります。
ヘッドランプユニットに付いているゴムを外します。
ゴムを外すとこんな感じです。
ヘッドランプバルブを固定しているバネを外してゆきます。
バネをそれぞれ、内側に引っ張るとバネが外れます。
上記のようになればヘッドランプバルブが外せます。
真ん中の3極のヘッドランプバルブを手前に引くと外れます。
この時、先端の発光部分に指紋が付かない様に注意しましょう。
手の油が付いてしまうと、ヘッドランプ点灯時にヘッドランプバルブが割れてしまうそうです。
交換するヘッドランプバルブを用意します。
真後ろから見るとこの様になっています。
3カ所、ベロの様なものが出ていますので、このベロをヘッドランプユニットに入れる時に、ヘッドランプユニットの切り欠きに合わせてヘッドランプバルブを入れます。
上記のようになっていれば大丈夫です。
中央の3極の端子の向きが違っていたら、入れ直しましょう。
ヘッドランプバルブを固定するバネを引っかけます。
左右キチンと入っていれば大丈夫です。
これはバネがキチンと入っていない状態です。
最後に3極の端子部分を持って、ヘッドランプバルブを揺すってみて、バネが外れなく、ヘッドランプバルブもしっかり固定されていれば大丈夫です。
ヘッドランプユニットにゴムを取り付けます。
コネクターの3極の向きと、ヘッドランプバルブの3極の向きを合わせて、コネクターを差し込みます。
この様になっていればヘッドランプバルブ交換完了です。
キチンと点灯するか確認します。
ヘッドランプをONにして、
無事ヘッドランプが点灯しました。
同様に反対側のヘッドランプバルブを交換します。
ボンネットを支えるバーを外して、
バーをホルダーに戻します。
ボンネットを写真の位置まで下ろして、
そのままボンネットを落として閉めます。
結構簡単に出来るので、ぜひチャレンジしてみて下さい。