こんにちは。
クルマのナビゲーションシステム、便利ですよね。
私の場合、方向音痴なので知らない場所に出かける時に重宝しています。
最近のナビゲーションシステムはTVが見られるものがほとんどですが、走行中には画面が消えて、音声だけになってしまいます。
これは、走行中にドライバーがTVの画面や地図のスクロールなどに気を取られて安全確認が疎かになってしまうのを防ぐためなので仕方がないのですが、助手席の人や後席に乗っている人はTVを見たいと思います。
ナビゲーションシステム設置の際に、パーキングブレーキの作動を検出する線を追加しているので、信号待ちなどでパーキングブレーキをかけると画面がうつりますが、パーキングブレーキを解除すると再び画面が消えてしまいます。
私の場合は、ナビゲーションシステムの地図をナビ中に先の状況を把握するためにスクロールさせるのですが、その際パーキングブレーキをかけなくてはならず、信号が変わり走り出した時にパーキングブレーキを解除し忘れてしまう事がよくありました。
マーチの場合、タイヤアングルインジケータの表示される場所にパーキングブレーキを解除して下さいという文字が表示されるので、すぐに気付くのですが、とにかく面倒くさいです。
また、遠出をした時に子供がいつも見ている番組を見たがるのですが、画面が映らないので残念がるので、TVが走行中も見られたらなぁと思っていました。
という事で、ネットでTVキットを購入して、自分で取り付けてみました。
まずは、自分のクルマのナビゲーションシステムの型式を調べて、それに該当するTVキットを探します。
ものによって違うとは思いますが、私の購入したものはナビのコネクター部と車体側のコネクターの間に入れるだけのものでした。
約2000円でした。
それでは、取り付けてゆきましょう。
工具はこれだけです。
プラスドライバー(磁化されているとより作業がしやすいです。)
内装剥がし工具(これもネットで購入しました)
内装剥がし工具を写真の様に隙間に差し込み、手前に引きます。
すると、内装が外れて来ます。
そのまま上に置きます。
内装を固定しているのは、この様な形のツメです。
それを、この穴に引っ掛けて固定しています。
昔は、内装のツメがプラスチック製だったので、上手く外せないと割れてしまったりしましたが、今は金属製になっているのですね。
それでは、ナビを外してゆきましょう。
ナビ本体はスクリューネジ4本で固定されています。
左側2カ所と
右側2カ所です。
右側にはアース線もありますので外す時に注意しましょう。
このアース線、ディーラーのメカニックさんによって取り付けている箇所が異なる場合もあるので、私の場合と位置が違うかもしれません。
プラスドライバーで4本とも外します。
ナビ本体を手前に引き出します。
裏側にコネクターがあるので、外して間にTVキットの線をかませましょう。
そうしたら、ナビ本体を戻します。
取り付けの際、金具が取り付け部にあるダボにキチンと入っているかを確認しましょう。
左下です。
右側です。
ダボに入っている様なら、ネジで固定します。
右上はナビのアース線(GNDと書かれている線)とTVキットのアース線を共締めが必要なので、端子の平らな部分同士を背中合わせにして、
ネジを通してから締め込みます。
左右とも締め込んで、ゆるみが無いようなら、内装部品を復帰します。
おおよその位置を合わせて、一気に押し込みます。
これで完了です。
思っていたより簡単に出来ますよね。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
もちろん、TVを見るのは同乗者だけでドライバーは見てはダメですよ。
私のクルマのナビゲーションシステムの場合のTVキットは下記のものです。
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